日本初の水産業復興特区

2011年12月、国(復興庁)が制定した「東日本大震災復興特別区域法(復興特区法)」のうち「水産業復興特区法」にて認可された区域のこと。内容は、“東日本大震災により甚大な被害を受けた被災地の迅速かつ円滑な復興の推進を図るため、地元漁業者が主体となりつつも外部の企業ともに復興を進めることができるよう、被災地のうち、地元漁業者のみでは養殖業の再開が困難な区域(浜)について、「地元漁業者主体の法人」に対して県知事が直接漁業権免許を付与することを可能とする。”というもの。桃浦地区は水産庁の同意を経て、2013年4月23日付で復興庁により、日本初の水産業復興特区に認定されました。そして、2013年9月の漁業権の一斉更新によって「桃浦かき生産者合同会社」は漁業権を付与されました。

漁業権に関しては、勝川俊雄 三重大学准教授の公式サイト「漁業について語ります」より
以下の解説記事をご参照ください

2014年1月2日(木)「宮城県復興特区における漁民の自治の侵害について」
http://katukawa.com/?p=5320