2016年3月のインフォメーション

2016年3月13日(日)
ゆりあげ港朝市で桃浦かきを振舞う

ゆりあげ港朝市で桃浦かきを振舞う

市民にカキを振舞う大山代表(中央の帽子姿)

震災から丸5年を経た3月13日早朝、名取市閖上のゆりあげ港朝市で、これまで支援していただいたお客様に感謝しようと桃浦かき3,000個が振舞われました。

当日は、石巻市の桃浦かき生産者合同会社の大山勝幸代表以下5人、そして仙台水産からも島貫文好会長ほか6人も手伝いに参加し、会場を訪れた市民に殻付き蒸しガキを振舞いました。

企画した、同朝市協同組合の櫻井広行理事長は「5年前の今月27日、震災後1回目の朝市を開いた。これまで支援してもらったお客様と関係者に感謝し、桃浦と同様、私たちの復興する姿もみてもらいたい」と話しました。

毎週、岩沼市から来ているという家族連れは「プリプリしていておいしい。蒸しガキを食べるのは初めて。香りもあり本当にうまい」と笑顔で話していました。

2016年3月11日(金)
桃浦合同会社が「NHKニュース7」で全国に生中継

3月11日のNHKニュース7「あの日から5年/東日本大震災」の特別番組で、桃浦かき生産者合同会社が全国に約3分半、生中継で紹介されました。

番組では復興への道筋が簡単でない中、震災の翌年に漁業者らが設立したかき養殖会社が「経営黒字化で浜の再生を目指している」と紹介。去年導入した「かき高圧処理機」の作業様子を映し、殻付きかきに付加価値を付けることに成功したこと。また、水産業復興特区を活用し事業の黒字化に成功したことがパネルで説明されました。

インタビューを受けた大山勝幸代表は、若い新規雇用者の前で「若い人達が入ってきて楽しいし頼もしい。今、小学校は閉校中ですが、この若い人達がこの地に定住し賑やかな町にすることで小学校を再開させたい」と明るい表情で応えたのが印象的でした。

NHKの松村正代アナウンサー(写真左端)は3月4日午後に仙台水産に来社し、1時間半事前取材を行ないました。

“桃浦合同会社が「NHKニュース7」で全国に生中継

全国に生中継で紹介された桃浦合同会社・大山代表(左から2人目)